志摩尾鷲熊野でアジ アオリ シーバスを追いかけて

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熊野尾鷲春アオリ釣行2 16スーパーカラマレッティーインプレ

熊野尾鷲春アオリ釣行16スーパーカラマレッティーインプレの後半です。

16カラマレッティーと16スーパーカラマレッティーを代わる代わる使って別のラインを攻めること1時間余り。
当たり前だがテーパーデザインによるシャクリへの適応性が目につきまともな比較が出来ないのでひとまずまたの機会に持ち越し。

多段シャクリは16カラマMと跳ね上げ系のエギ。
スラックジャークは16スーカラ87MLとスローフォールのダート系のエギと使い分け探っていく。

先ほどの一杯を釣ってから一時間以上たちそろそろプレッシャーも下がって新しい回遊があるかもと再び先ほどのシモリ周りに狙いをつける。

16スーカラとクリックスプロスペック3.5号で先ほどと同じパターンの再現を狙うが念のためエギはカラーチェンジ。
シモリ奥のホンダワラの藻場があるシャローへキャストし潮流の抵抗を感じながらスラックジャークで移動距離を抑えながら大きく放物線を描くように跳ねさせては流れに押される様にフォール、ネチネチと誘う。

満潮の潮止まりまで後少しと言った時間帯。
潮の流れが変わってしまうまでにもう一度同じパターンを再現したいと焦りを感じはじめた頃にシモリを過ぎ潮流の抵抗がキツくなった後のフォールで「フッ」とテンションが緩んだと感じた瞬間「グィーーーン」とラインが走る!

まさしく先ほどのパターンの再現!!!

しっかりとフッキングを決めると明らかに先ほどの一杯よりも重量感のあるジェット噴射!
16スーカラに円を描かせながらチリチリとドラグを出させる力強い引きを満喫しながらゆっくりと寄せてくる。

ドラグを絞めたのもあるがバッドパワーのお陰か引きの割りに思いの外早く浮きあがらせれたアオリは
なかなかの良形。
ランディングネットを後ろから慎重に入れランディング。
救い上げた重量感からは確実にキロは越えている。

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帰宅後の計量で1.21キロ。
シロイカ系のメスの為2キロを越えるオスと比べると大きくはないがこれぞ春アオリと呼べるサイズ。

先ほどの1杯もだが2杯ともシロイカ系のメス。
アカイカ系には時期が遅く出ないのは仕方ないがオスが釣れてこないのが悔しい。
メスがいるからには確実にオスも近くに回っているはず。

引き続きオスを求めて同じライン上でロッド振る。
が2杯目を潮溜まりに放流したりしていた間に潮止まりに入ったようで何投かアプローチするも潮流が緩んでさっきまでと同じようには攻められない。
潮が下げ始めるまで休憩をとりがてらシャローエリアの藻場へ小移動。

アオリの姿が見えないか水面の様子を探るが明らかに秋イカと言うサイズの新仔が漂っているのみで大型の親イカは見当たらない。
シャロータイプのエギで一通りシャローを見回った後元のポイントへ戻るとさっきまで所々潮の弛みでちぎれて溜まって浮かんでいたホンダワラが移動し潮が流れ始めている。

潮流を確認するため16カラマとエギ番長3.5号で様子を見るが当たり前だか潮の向きが変わっていて上げ潮の時とは抵抗がかかる向きが違う。
立ち位置を変えてシャロー側から急深のブレイクラインを攻める。

深場からシモリのある浅場の藻場へエギを通してくると意外とすぐに反応が。
3段シャクリで一気に跳ねあげて海中にうっすら見えるホンダワラを越えさせようとした直後「グンッ」と抵抗感。
ホンダワラに引っ掛けたか?と軽くロッドを煽ると「グィーーーーーーン!」
と今日一番の重量感のジェット噴射!!!
慌ててラインスラッグを取りドラグで引きに耐えていると・・「フッ」とテンションが抜けた!

まさかのバラシ。。

すぐにフッキングをしっかり決めなかったのが災いしてしまった。
微かにジェット噴射して潜って行くアオリの影が見えたものだから余計に悔しい。

まだフッキングしてないなら再び抱いてくるかもと一縷の望みを抱いて再びキャストするがそれ以来アオリからの反応は返ってこず時間は午前9時を回り
太陽がさんさんと照り付け暑さが厳しくなってきた為キープしているアオリも気になるのでストップフィッシング。

午後の時間帯も狙いたかったが時間が許さずバラした恐らく2キロ越えだったかもしれないオスの春アオリへのリベンジは持ち越しとなった。

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