ゴールデンウィークを直前に控えた4月29、30日。
前日からの雨がまだ止まない中、紀伊長島から熊野方面にナイトアジングとサーフヒラスズキゲームへ行って来ました。
20時過ぎ、紀伊長島方の某小規模漁港へ到着。
今回は珍しく大人数の4人での釣行。
アジングでは比較的マイナーで人が少ないながらも高確率でアジが回遊して来るポイントへエントリー。
若干濁りが入った潮が気になりつつも先に到着していた同僚と投げ始めると少しカウントをいれてアプローチした3投目で早速ヒット。
アベレージサイズよりも少し大きい22cm。
同じパターンで立て続けに2匹追加した頃に他のメンバーも到着。
各々思い思いのアプローチでアジを狙って行くが2時間程探るも豆アジと豆ムツとネンブツの反応がほとんど。
結局20~22cm程のアジは8匹と数を伸ばせないまま群れが回るスパンが長くなって来た為移動。
2ヶ所目は潮通しの良い防波堤へ。
ここも雨と波の影響で若干の濁りが入っている上にゴミが多く魚影にしても釣りやすさにしても当たり外れの大きそうなコンディション。
小一時間ほど回遊を待って見るもヒラセイゴがバイトしてくるのみで諦めかけた頃ようやくのアジの回遊。
一瞬の回遊だった為この一匹ともう1バイト拾えただけで時合い終了。
サイズが25cm程と良型の群れだったので粘るのもありだったが大人数ではアプローチがしにくいポイントの為他のポイントへ移動。
3ヶ所目は秋から春にかけてアジングでは比較的外れのない小規模堤防。
ここも外海からの波と雨の影響で濁りと波が入っていて釣りにくい状況。
豆アジとムツの反応ばかりの中、良型のアジの反応を探るが潮止まりを目前にしても回遊がない為終了。
翌朝のプランを練る為一路熊野方面へ。
当初の予定では地磯でロックショアゲームを考えていたが降り続いた雨と高波で磯のコンディションが悪く湾内向きのポイントでもキビシイ可能性があった為一旦七里御浜の波の影響が少ないポイントで波加減を伺うがやはり早朝の地磯は無理そう。
翌朝は想定していたもうひとつのプラン、ヒラスズキ狙いに変更し午前4時半過ぎ七里御浜へ。
波足が長い上波打ち際がほぼ白波だらけで一見ヒラスズキの着き場がわかりにくい状況。
水面が明るくなるまでは140㎜~100㎜クラスのミノーで時折サラシが薄まる場所を斜めに横切らせながらゆっくりとしたスピードでアプローチしていくが無反応。
15分程広範囲に探り終え水面に光が差し込んできたタイミングでバイブレーションのコウメへヴィへチェンジし再び離岸流が強いポイントを引き波に合わせて打ち直していくと「ググンッ」と待望のバイト。
重みを感じつつ一呼吸おいて巻き合わせし寄せに入るがしっかりとフックアップ出来てなかったのか最初のヘッドシェイクでまさかのフックアウト。
めちゃくちゃ悔しいが反応が得られた事は事実。
気を取り直し足を使って目ぼしいポイントを打っていくがなかなか次のバイトが得られない為より丁寧に探る為バイブレーションからシーバスロデムへチェンジ。
浜を戻りつつコウメで探ったポイントも含めてよりスローに引き波にドリフトさせつつアプローチしていくと「ググッ」と再びのバイト。
今度はよりしっかりと大きいストロークでフッキングを入れ波に乗せつつフルリーリングで一気に寄せてランディング。
サイズは小さいものの何とかヒラフッコゲット。
サイズアップを狙って移動しつつアプローチを続けると今度は離岸流の払い出しがしっかり出ているポイントのサラシの沖側をステイ気味にドリフトさせていたロデムに「ゴンゴンッ」とバイト。
ストロークを稼ぐ為ティップ送りつつリーリングし一気に巻きアワセでフッキングして寄せに入ると先程の魚とは明らかに違う重量感。
引き波に乗られないように耐えつつ大きく打ち寄せる波を待って一気にランディングしようとするもこういう時に限って立ち位置まで打ち寄せるような大きい波が入ってこないもの。
勝負に焦り中途半端な波に乗せてしまい寄せきれず波打ち際中程で魚体が横たわり引き波に揉まれてフックアウト。
目測60cm位の一匹目よりは明らかに大きい魚。
もう少し慎重にやり取りしていれば捕れていただけに悔しさもひとしおだが後の祭り。
更なるバイトを求めてキャストを続けるが残念ながらバイトは得られず午前7時30分ストップフィッシング。