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タトゥーラセンサーx8 +Si2 インプレ

昨年発売され12本編みなのに安いと話題になったシマノのピットブル。
このブログでも8本編みと12本編みをインプレしましたが価格と実用性を鑑みてもまぁ及第点、特に12本編みの方は滑らかさを重視する釣りではかなりコスパのいいPEだった訳ですがそこで気になるのは他社の動向ですよね。

特にシマノと対を成す大手釣具メーカーのダイワ。

切磋琢磨するメーカー同士と言うことで間違いなく何らかのアクションがあると期待していたのですが昨年発売した新しいエメラルダスセンサー8ブレイド+Siはラインナップに8本編みの0.4号が設定されこれは!と思ったものの価格が思いのほか高くコスパの面でピットブルに比べると・・。
ですが今年になって期待できそうなものが!


ダイワの新PEライン、タトゥーラセンサーX8

タトゥーラセンサーX8 タトゥーラPE


ん?確かに新作のPEだけどダイワのPEラインのセンサーシリーズは既にモアザンやソルティガ等他に出ているし別段珍しいものでもないんじゃ・・しかもバス用として発売されたPEだし・・と思われる方もいるかと思いますがこの新発売のタトゥーラセンサーにはバス用と言うだけで敬遠するべきではない他のセンサーシリーズのPEと違う魅力的な所があるんです。

それは新しいエメラルダスセンサーに引き続きラインナップに8本編みで0.4号があると言う所。

更には0.4号と言う細い番手に関わらず実売2100円前後と言う低価格!

0.4号と言う号数はライトゲーム用やティップラン用のPEでは珍しいものではないんですがそれら低価格帯のものはほとんど4本編みかハイブリッドPEで8本編みの0.4号は今まで無かったものなんですね。

前述したようにエメラルダスセンサーの新作は8本編みで0.4号がラインナップにありますが実売価格が3000円を超えるので低価格とは言えませんでしたからね。

これはある意味12本編み0.6号150m巻を実売3000円前後と言う高コスパな価格で出してきたシマノのピットブルにも勝るとも劣らないインパクトのあるPEラインの登場じゃないでしょうか?

これは買ってみない手はない!

と言うことで3月に発売されたばかりのこのタトゥーラセンサーX8を早速注文して使ってみましたので使用感をお伝えしたいと思います!

タトゥーラセンサーx8+Si2インプレ


今回注文してみたのはこれからの時期エギングやサツキマスに不可欠な細番手、大本命の0.4号とシーバスやロックフィッシュ等で飛距離を稼ぎたい時に出番の多い0.8号。

開封後手にとってまず目につくのはラインのハリ、コシ。
ハリの強さをヨツアミのアップグレードPE X8とピットブル8とで比較するとこんな感じ。

アップグレード=タトゥーラ>ピットブル

ピットブル8はアップグレード8と比べるとコーティングが薄く感じハリも弱かったですがこのタトゥーラはほぼ同じ位のハリがありコーティングも強そう。

因みに12本編みのピットブル12と比べると
ピットブル12>アップグレード=タトゥーラ

まぁピットブル12は12本編みで密に編まれているので当然と言えば当然かも知れませんね。

ラインのハリ具合を確認し終えて早速リールに巻くとまさかのキャパオーバーでスプールエッジギリギリ・・。
元々ピットブル12の0.6号を巻いていたスプールにもかかわらずと言うことは・・。

そうです。
皆さんお察しの通り

このPEライン、号数を鵜呑みにすると太いです。

と言ってもこれは自分が失念していただけでメーカーもHPやパッケージで参考号数表示と謳っているので別に悪い訳ではありませんが。

ただ、細さを求めて買うときはやはり号数表示をあてにせざる得ない訳で注意が必要ですね。
改めて気をつけなければ。

にしてもやはりこの太さには肩透かしを食らったのも事実。
ヨツアミやピットブル等の0.6号PEより細いと想定して使用用途を考えていたので困ったことになりました・・。

恐らくこの記事をご覧になられている皆さんも0.4号のPEを購入しようと考えているはず。
他のPEと比べてどれくらい太いんだ!?参考号数とLb表記だけではわからん!!と言うお声が聞こえて来そうなので今回もやってみました恒例のライン径測定。

注目の結果はと言うと・・


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ライン径 0.117㎜

因みにピットブル12 0.6号の径は0.112㎜なので比べると

タトゥーラセンサーx8 0.4号・・0.117㎜

ピットブル12 0.6号  ・・・・0.112㎜


タトゥーラセンサーPE X8 0.4号とピットブル12 0.6号ではピットブル12の方が若干細いと言う結果になりました。

スプールに巻いてキャパオーバーになったのが頷ける訳ですね。

ちなみにタトゥーラセンサーX8の0.8号も計測したのでそちらの結果も参考にどうぞ。

タトゥーラセンサーx8 0.8号・0.199㎜

やはり0.8号のほうも他の二つより太い結果になりましたね。
今回は0.4号と0.8号しか買ってないので他の号数は計れてないですが恐らく同じ傾向で低価格帯の中でも高コスパのPEで細いと言われているアップグレードPE X8より太いのは確実そうです。

もしアップグレードを使っている人がこのタトゥーラセンサーに巻き変えるとなったら何号であれスプールの巻き量オーバーには気をつけた方がいいと思います。
そして0.4号と言う細い番手に惹かれて購入を考えている人は残念ながらアップグレードやピットブル12の0.6号とほぼ変わらない太さなので期待外れな事になりますね。
自分も細さを期待していたので残念です。

とは言えせっかく買ってしまったものは使わないのも勿体ないし細さを他の細いと言われているPEの0.6号相当と割り切って使えば問題ない!と言う事でお次は実釣インプレ。

飛距離

遠投が必要なシュチュエーションが多いソルトルアーフィッシングでは重要な要素の遠投性能。
PEラインには銘柄によって太さや原糸の編み込み本数、コーティングの有無、又は厚さ等の仕様があり得られる飛距離も様々。
このタトゥーラセンサーはと言うと・・

ピットブル12 0.6号>アップグレード8 0.6号>タトゥーラセンサー0.4号

と言う感触。
正直まさかの結果で驚いたライン径が効いているのかアップグレードやピットブルの0.6号より飛距離は伸びない結果に。
コーティングの厚さも効いているのかも知れませんね。

強度


これは使う前から気になっていた所。
スペック上では参考号数0.4号で8lb.と言う表示でラインナップに0.4号があるアップグレードx4等他のPEの0.4号と変わらない強度ですが忘れてはならないのがこのタトゥーラセンサーx8の0.4号は太いと言うこと。

ライン径で強度を比較するなら他の細めのPEの0.6号と比べる事になる訳ですがアップグレードX8とピットブル12の0.6号と比較すると・・

ピットブル12 0.6号・・13.9lb.(最高強度
)
アップグレードX8 0.6号・・14lb.(最高強度)
タトゥーラセンサーx8 0.4号・・8lb.(lb.基準)

と言う結果。

PEラインの太さを合わせたにもかかわらずあからさまにタトゥーラセンサーの強度は他の二つのPEよりも弱い結果に。

まぁこれはアップグレードとピットブルが最高強度表示なのに対してタトゥーラセンサーはlb.基準表示になっている為で表示方法の違いが大きいと言う事か?
(タトゥーラセンサーは箱やHPにlb.基準で作られており号数は参考号数になります。と書かれている)

本当の所の強度は論より証拠と言うことで実釣で使って見れば分かるだろうと使ってみた感想は・・

正直、lb.表示通りと言った所。

8lb.ラインとして使えば正にその通り。
まさしくナイロンラインの2号程度の強さでフロロカーボンの8lb.リーダーでシステムを組んで思いっきり引っ張るとPEが切れる。

勿論ノットの出来の善し悪しはあるだろうけど実釣中にアップグレードではそうそうノットでは切れないのだがタトゥーラセンサーでは計3回の短時間釣行でキャスト切れが2回根掛かりを回収するのに1回PEでのラインブレイクが発生。

正直、強度を見ても他の2銘柄よりも優れてはないかな。

lb.基準で作られているって言うのが【I.G.F.A.規格】で作られているのだったらバスフィッシングや認定記録を狙う人には良いのだろうけど恐らくそれはないだろうしあえてこのlb.基準表示の強度を求めてこのラインを選ぶ事はなさそう。

強度に関しても太さや飛距離に続いてアップグレードやピットブルに見劣りする結果に。

操作性、トラブル


最後はラインの操作性やトラブルについて。
操作性に関しては上でも述べた通りコーティングがしっかりしていて適度なハリのあるPEなのでノンコーティングのPEよりは風や流れによってたわみにくくラインメンディングもしやすい。
ピットブル12やアップグレード8と変わらない印象でコーティングが薄く1回の実釣ですぐにハリが失われたピットブル8よりは優れている印象。

ただ、ピットブル8よりはコーティングの持ちが良い印象だが3回目の釣行では既にコーティングはかなり落ちてハリが失われてしまった。
0.4号(0.6号相当)の細さがハリにも影響しているとは言えピットブル8よりも若干持ちが良い位では微妙な所。

トラブルレス性能に関しては初釣行時はコーティングとハリが保たれていた事によって目立ったトラブルは発生せず問題無し。
3日目の釣行時になって若干ハリが失われてきた事があってかキャスト時に1回ティップ絡み発生。

まぁ正直ティップ絡みはPEラインのハリ云々よりキャスティング技術の拙さが大きな要因なのでコーティング系のPEだろうとノンコーティング系のPEだろうと余り気にする必要はないですが。

初心者向けにトラブルが少ないかと言えば微妙な所か。