2019年末に開発が判明して以来約一年半以上。
遂に予約していた21コルトチタンティップ(チタンソリッド=TS)モデルが手に入りました!
期待を膨らませ発売を待ちに待ったコルトのチタンティップモデルははたしてどんな感触なのか!?
いてもたっても居られず早速実釣を行って来たのでレビューしてみたいと思います。
21コルト GCORS-572UL-TS
全長:1.7m
パワー:UL
アクション:EX-F
ウェイト:(予定45g)製品50g
仕舞寸法:87.7cm
先径:0.6mm
適合ルアー:MAX2.5g
適合ライン:MAX2lb
Made in Japan
先径0.6㎜のショートチタンソリッドティップ
Sic-sリング仕様チタン製KLガイド
オリジナルDPSダウンロック式グリップ
バット部はライトウェイトグラファイトクロス採用
キャスティング、飛距離
弾性(復元性)の速さの違うチタンとカーボンを組み合わせている為キャストには慣れが必要。
一昔前に多かったソフトソリッドティップロッドよりも更にティップの戻りが遅い為チューブラーロッド感覚でクイックなモーションで投げると狙ったポイントよりもかなり手前の水面にルアーが突き刺さる。
それでも投げたことのあるチタンティップロッドの中ではチタンディップ部分が短く設計してありキャストはしやすいほう。
最初はスイングスピード抑えたりリリースタイミングを若干遅らせると飛ばしやすい。
感度
誰しもがチタンティップロッドに期待する要素と言えばやはり感度。
同じ軽量ジグ単、PEラインでハードソリッドティップロッドと使い比べた場合水中から伝わる情報はカーボンとはまた違った質で五月蝿い程に伝わり、目感度、反響感度共に高感度。
最初に使った時はワームがフックまで口に入りきらないサイズの豆アジと豆ムツが沸いていた為、その質の違う高感度っぷりに輪をかけて驚かされた程。
操作感
曲がりやすいティップの入り加減から操作しやすいジグ単ウェイトとしては1.3g前後まで。
潮流の速いエリアで流れに逆らわせたり巻きの釣りになるとティップが入りすぎてしまうのは言わずもがな。
またフッキングの際にもティップの曲がりやすさに留意が必要でハードソリッドの感覚でフッキングすると針がかりが浅くなる傾向。
このチタンティップのせっかくの目感度、手感度を生かすには0.8g以下の軽量ジグ単での繊細な縦の釣りかと。
ロッドバランス
チタンティップと言うことで心配をしていたが問題なし。
もう少し先重りするだろうと予想していたが薬指と小指の間で挟み込んでの使用で十分使いやすく好感触。
総括
繊細に曲がりやすいチタンティップにより目感度、手感度共に軽量ジグ単での感覚を感じやすいスーパーフィネスロッド。
微細な水中の変化をとらえ繊細なアタリを次々掛けていくアジングの面白さを再認識させてくれる一本。