志摩尾鷲熊野でアジ アオリ シーバスを追いかけて

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新型19ラテオ ラテオR インプレ

今年も早いもので気が付けば11月の半場。
秋も深まり日本各地に冬の便りが届きはじめましたがそれは水中においても同じ事。

この地方の釣り物も秋から初冬へと移り変わりつつあり青物は数が落ちる代わりに脂の乗って来た大型が狙えるようになりシーバスに至っては湾内のショアライン沿いにいた中型の産卵前のあら食いの群れは産卵を意識し湾口へ移動を始め河川に残ったランカーサイズも落ちアユが終わりに近づくにつれて河川から河口、外洋へと移動し始める。

そんなギリギリのタイミングながら長年モデルチェンジしたら買おうと待っていたロッドが遂に発売されたので買ってみました。

という事で久しぶりのロッドインプレは2013年から長らくロングセラーが続いていた前モデルから2019年11月、遂にモデルチェンジを果たしたダイワの人気シーバスロッドのラテオR。

13ラテオ同様今回の19ラテオ、もといラテオRも様々なレングス、パワーのモデルがラインナップされておりシーバスを狙う用途ではほぼスキの無い構成になっており素材の方も勿論最新の物を採用されておりナノアロイ技術を使用した東レのカーボンプリプレグをHVF仕上げにしたHVFナノプラスや上位機種のモアザンシリーズにも使用されているカーボン繊維を混ぜ混んで成形された軽量高硬度のエアセンサーシートと2万円で購入出来るロッドとしてかなりのコストパフォーマンスを誇っての登場。

中でも今回自分が購入したのはこちら。

ラテオR 100M

ラテオR インプレ

大型河川やサーフ、堤防から地磯まで使えるレングスにMAX50gが背負えるパワーと言うことで自分の地方では主に9月後半から12月までの朝夕マズメのツバス~メジロ、シーバスのナブラ打ちや10月半ばからの落ちアユパターン、小規模な地磯や河口でのヒラスズキ、地磯でのオオモンハタやアカハタ等のハードロックフィッシュゲームと幅広く何でも使える事を期待して選択。

ダイワ旧3000番(LT4000番)クラスのモアザンやセルルビをセットしロッドバランスを確認するとこんな感じ。

ラテオR モアザン


ラテオR100M&モアザン


現在メインで使用しているシーバスロッドと比較。


上からアルジェントプロトタイプ94ML
ラテオR100M
イノセント106M

価格面で格上となる2機種と並べてもひけを取らない外見に仕上がっていてコーティングが少し厚塗りな印象ではあるがチョークガイド下のDロゴマーク辺りまでは美しいピアノブラックのフィニッシュ。
その先はテーピング後の残したアンサンドフィニッシュに薄めのコーティングを施した美しい仕上がり。

アルジェントプロトとイノセントはフジ製VSSリールシートに対してラテオRはダイワ独自開発のエアセンサーシート。
グリップを握った感じは個人的にはエアセンサーシートが一番握りやすい。

ラテオR バッドガイド
バットガイド チョークガイド

アルジェントプロトとイノセントはチタンガイドにトルザイトリング仕様なので真ん中のラテオRのガイドリング厚が太く感じてしまうが2万円ちょっとのロッドと言うのを考えると仕方の無い所。
それでも新型のSicリングのSic-sリングだけあってトルザイトリングと比べてもそこまで気にならないレベル。

ラテオR  ジョイント
ジョイント 継ぎ

アルジェントプロトは印籠継ぎ。
ラテオRの継ぎは逆並継ぎ。
イノセントは逆並継ぎ。
この辺もコスト面を考えると仕方の無い所だが継ぎの種類で印籠継ぎが最もコストや手間がかかるがロッドデザインによっては必ず印籠継ぎが最良と言うことではないとの事なので気にする所ではないでしょう。
ツバスの抜き上げ時にも違和感無くキレイに曲がって抜けも気にならなかった。

ただ細かいことを言うと自分のロッドはドットの合いマークに若干ズレがあり合いマークが無いロッド同様に目合わせで真っ直ぐ継ぐ必要があったのとバット側の継ぎ部までコーティングがしてあり継ぎの微調整がやりにくいと言う点(逆並、並継の中価格帯のロッドでは多いが)は残念。

ラテオR ティップ
ティップ

真ん中のラテオRが100Mと言うこともあって最も太い。
ティップ径がそのまま固さに繋がる訳ではないがこの三本のロッドでは写真の見た目通りの感触。
一番下のイノセント106MよりもラテオR100Mのがティップは硬く強い。

ラテオR トップガイド
トップガイド
アルジェントプロトはチタンガイドのSic仕様。
ラテオRはステンレスガイドのSic仕様。
イノセントはチタンガイドのトルザイトF仕様。
リングの内径はどれも変わらないかな?

実釣インプレ

○テーパー

張りのあるミディアムファストテーパー。
使い込まれた旧ラテオ96Mと比べると新品の分余計に張りが強くファストっぽく感じるのはあるが旧モデルよりもダルさの無くなった反発力のあるシャッキっとしたブランクスのおかげでキャスト時、ルアーコントロール時、ファイト中等シーンにあわせてパラボリックに曲がるがよりメリハリがついた感触。

今の所使用した水深15メートル以内でのエリアでの40gのジグのジャークやシャクリ上げではベリーが負ける事無く快適。
40gのヘヴィーシンペンや25g前後の鉄板やハウルでもダルくティップが入りすぎること無く操作可能。
勿論35g程度のテキサス等のリグやジグヘッドもティップが入りすぎる事なく比較的キビキビとリフト&フォールが可能で地磯の硬質なボトムの感触も伝わり安い。

ファイト時においては40cmちょっとのツバス程度ではベリーが程よく持ちこたえる為バッドにはまだまだ余力がありテトラ際での突っ込みも強引に止められるし34cm程度のアカハタなら根に潜られる事無く一気にリフト可能。
流石にハードロック用のロッド程ファストテーパーでは無いもののマルチに使える事を考えれば優秀。

○パワー

MAX50g表記に関しては50gはまだキャストしていないので何ともだが40gのジグをフルキャストした感触ではやはり投げても45gかな?
もちろん投げれる事には投げれるだろうがフルキャストで50gを投げ続けるのはオススメ出来ないと言う所。
センターバランスのメタルジグ40gではしっかりとロッドに重みを乗せて反発力を使ってキャストすれば8割程度の力でもpe1号で8色、80mから90mは可。
気兼ね無く投げれるのは40gまでかと。

魚とのファイト面ではテーパーの所でも述べたように40cmちょいのツバスのランではまだまだ余力があり強引に止める事も可能。
破損に繋がる恐れがある為オススメはしないが抜き上げも可能。
自分は強引な使用を前提に購入しているのでオオモンハタの50cm程度なら余裕で抜き上げに使う。

○ロッドバランス、操作性

最近のダイワの10フィートのシーバスロッド(旧ラテオ、ラブラックス)としてはグリップの長さは標準的な所。
他社のロッドと比較すると若干短く感じるかもしれないがその分小手先の操作はしやすい印象。

ただロッドを立てての縦のアクションに関しては脇に挟んで使用しても若干先重り感が気になるかと。
これはシーバスロッドとして設計されているので仕方の無い所だがライトショアジギやハードロックフィッシュ狙いでロッドを立ててのアクションを加えるのを考えるとやはり気にはなる。

ファイト時に脇にグリップエンドをしっかりと挟み込めるかと言うと自分の体型(170cm)でギリギリ快適。
高くロッドを立てる必要のあまり無いシーバス相手の場合は気にならないかも知れないがテトラ際や磯際で強引にロッドを立ててコントロールしなければいけないシュチュエーションでは正直、体型や腕の長さはによっては若干短いかも。

自分は純粋にシーバスロッドとしての使用よりライトショア、ハードロック、小場所のヒラスズキと何でも気兼ね無く使えるロッドとして購入したので100Mを選択したのだがこのグリップ長の短さがより先重りを際立たせ若干後悔。

ラテオR 比較

恐らく100Mよりもグリップが長いであろう100MHか106Mを選択した方が良かったかも知れない。
(106Mに関してはグリップも長くなるだろうがレングスも長くなるから先重りに関しては余り変わらないかもしれないが・・・。)

因みにリールをセットしてのバランスは15ルビアスザイオンローター仕様3012ではロッド名ラテオの刻印のT付近。
モアザンイグジストスプール仕様でE付近。
10フィートMパワーのシーバスロッドとしてはこちらも標準的かと。

とりあえずの使用感(ライトショアメインでの)を書いてみましたが大まかにはダイワのテスターの方々がコメントしていた通りの旧モデルよりダルさが無くなりシャッキリ感が増えたと言う印象通り。
感度についても書かれていた通りで旧モデルよりも一枚皮がめくれた感触で着低やバイトがよりはっきりと伝わりました。


ファーストインプレとしてはとりあえずこの辺にして更に使い込んでからまた追加インプレしようかと思いますが実売2万数千円程度でこの最新の素材と使用感は買いかと。
伊達に前モデルから6年もの年月を費やして発売された訳ではないなと言うところです。

これからシーバス、ライトショアを始める人や入門用ロッドからのステップアップ、旧モデルから買い換えだけで無く既にハイエンドロッドを使用しているベテランの人のサブロッドとしても十分使えるロッドに仕上がってるのではないでしょうか。<追記>
ラテオR106Mも追加購入したので100Mと比較。
100Mのセカンドインプレも。

www.lureturi.com