志摩尾鷲熊野でアジ アオリ シーバスを追いかけて

三重県伊勢志摩尾鷲熊野を中心にアジングエギングシーバスヒラスズキ青物ハタショアマダイ果てはサツキマスまで釣りとハンドメイドルアー製作ブログです。

尾鷲向井黒の浜で潮干狩りと川ヒラスズキ

季節が巡るのは早いもので気がついたらもう6月も終わり。

え?私の今年の川、砂ヒラの季節は!?もう終わりなの!?
と焦ってしまうほどの晴天が続きこのまま梅雨が終わってしまうんじゃないかと焦りましたがここ数日何とか梅雨らしい空模様が帰ってきてこれは逃してはならん!無理矢理でも時間を作らねば・・

この日は元々家族サービスで釣りになんて行く予定では無かったので釣りに行くなんて言ったらひんしゅく食うしどうしたものか・・家族サービスも釣りも出来きて何とか丸く収まる方法となると・・

そうだ潮干狩りに行こう!

潮干狩りなら採って楽しい!食べて美味しい!しかも帰りに釣りが出来ると一石二鳥(  ̄▽ ̄)
と言うわけで尾鷲、熊野方面で潮干狩りを出来る場所を!となるとアソコしかないな。

そうです!
尾鷲で潮干狩りと言ったら向井黒の浜!

三重県で潮干狩りと言うと伊勢湾の河口付近の砂浜を思い浮かべる人が多いと思いますがここは貴重な天然のアサリが採れる知る人ぞ知る穴場スポット!

伊勢湾の茶色く砂泥が巻き上がった海で採れるアサリと違い綺麗な澄んだ水に育まれた天然のアサリは色とりどりの美しい貝殻をしていて泥臭くなく砂抜きも簡単でとても美味しい。
一度ここで潮干狩りをすると伊勢湾では採る気になれないんですよね(* ̄ー ̄)

と言うわけで昼前から釣り道具をコッソリと積み込み一路尾鷲方面へ!
現場の向井黒の浜へ到着すると昼真只中の12時過ぎ。
大潮のド干潮のタイミングだけあって河口に広がる干潟がむき出しになっていて絶好の潮干狩り日和。
なのだがやはり六月後半に差し掛かっている上平日の為か潮干狩り客の姿はほとんど無く居ても地元のおじさんやおばさんがチラホラとほぼ貸切状態。

尾鷲市の観光案内でも採れ頃は6月中頃までとなっているから当然と言えば当然なのだが暑いのを我慢すれば6月だろうと7月だろうと潮干狩りは出来るし解放している海岸もあるので敢えて時期を外して来るのも人が少なくて快適で良いかと。
何よりここ向井黒の浜は無料で潮干狩りが楽しめるからオススメです。
水道を完備している個人の有料駐車場はさすがに客が少なくなったからかやっていませんでしたがw

さっさとアサリをゲットして夕マズメのタイミングで釣りに行くべく作戦開始!

地元のおじさんおばさんに混じりながり蛎殻が付着した石を退けて砂利混じりに干潟をカリカリやるり始めるとすぐに青やグレーの綺麗な貝殻のアサリが顔をだしてくれ絶好調!に思われたが・・・

うーん、後が続かない。。

小さいのは採れるもののほとんどがリリースサイズでなかなか良いサイズが続かない。
さすがに時期が遅すぎて採り尽くされた後なのか?と思っているとどうやら今年はアサリが不漁らしくこんなものらしい。

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二時間ほどカリカリと家族で頑張ったものの大した量が採れなかったがそれでも明日の味噌汁には充分。

また来年もう少し早い時期にリベンジしようと言うことになり早めに切り上げベタベタになった手足を洗いがてら毎年泳ぎに訪れる川へ。

相変わらず綺麗な限り無く透明に近い青色をたたえるこの地方の渓流は見ているだけで癒される。
子供らとバシャバシャと川遊びをしてひとしきり熱くなった身体を冷やし涼んだら待ちに待ったヒラスズキ釣行。

狙い通り夕マズメに現地の河口へ入ると案の定南東の風により波気はあるものの大潮の上げと言うタイミングもあり川の流れに対してサラシが被りにくくこの場所でヒラスズキを狙うには物足りない状況。

正直マズメよりも暗くなってからシンペンで回遊待ちをした方が釣れそうな状況だが許された時間が少ないので仕方ない。

先ずは沖合いの堆積した砂利に広がるサラシにショアラインシャイナーZバーティス120sでアプローチ。

ベイトの存在の確認がてら時折ジャークでヒラを打たせて存在をアピールさせて巻いてくると水面に水飛沫を上げながらのチェイス
「ガガッ」
と引ったくるようにバイトしギューーーーンとロケットダッシュで一気に走る引きを見せるのはこの時期毎年お馴染みのダツ。
鋭い歯でミスバイト気味に食ってくるものだからラインブレイクしやすいわ群れで入ってくるからたまたまPEに歯が当たって切られるわで迷惑者。
それも引きが強烈なメーター級が混ざるから尚の事たちが悪く減なりするがこれもこれで梅雨のヒラスズキの時期の到来を感じさせてくれたりもして鬱陶しいやらうれしいやら。

鋭い歯でラインブレイクしないようにロッドを高く上げて一気にランディングしているとダツの動きに驚いたのか滑空して逃げる大きなベイトが多数。
これはヒラスズキも入っている可能性が高いな・・と思っていると運良くポロリとルアーが外れロストしなくてすんで一安心。

ラインのキズをチェックし気を取り直し今度はこのポイントでの一番の狙い目である川の流れとサラシがぶつかるブレイク沿いにキャスト。
着水と同時にラインを張り流れに任せてドリフト気味にサラシの中に流し込む。
「ゴンッゴンッ!」
気持ちの良い思い通りにバイト!
一気に巻きアワセを食らわし流れに乗り沖のダツエリアへ走られないように無理矢理流芯から引きずり出そうとするがなかなかの重みのある引きでドラグを絞り出してくる。
ドラグを締め強引に流れから引っ張り出すと勢い良くテイルウォークして抵抗して姿を見せたが思ったよりは小さい?
頭をこちらに向けたのを見逃さず一気にずり上げランディング。

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体高のあるいかにもヒラスズキと言ったカッコイイ形をした魚。
フックのかかり具合も手伝っているがサイズの割りに重みのあるトルクフルな引きをするわけ。
サイズは49センチと言った所だが釣って楽しい食べて美味しいサイズで満足。

この後も続ければ魚を出すことも出来たかもしれないが家族を待たせているので潔く終了する事に。
家族サービスがてらの短時間釣行では上出来の結果で気分良く帰路につけました。

何とか梅雨が終わるまでにはもう一度釣行したいと思います。